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角度を表す数値の逆コサインの値を求めることがあります。 結果はラジアンまたは度です。 Excelで簡単に数値の逆コサインを求めることができます。 この記事では、そのためのさまざまな方法を紹介します。
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数の逆コサイン.xlsx逆コサインとは?
逆コサインとは、別名 アークコサイン の逆関数です。 コサイン 底辺と斜辺の比がわかっている直角三角形の角度を求める関数。 底辺と斜辺の比がわかれば、逆コサイン関数を使って直角三角形の角度を計算できる。 逆コサイン関数の結果は常に0〜180度の範囲になる。
Excelで逆コサインを求める3つの方法
ここでは、ある数の逆コサインを求める簡単で効率的な方法を3つ紹介します。 ここでは、-1〜1の範囲内の数を取り上げます。
方法1:ACOS機能を利用する
その方法のひとつは、単純に ACOS機能 を使い、数値の逆コサインを求めることができます。 この方法では、結果の角度はラジアンになります。 以下、その手順を示します。
ステップ1. まず、逆コサインを求めるセルを選択し、入力します。 そして、次の数式を記述します。
=ACOS(B5)
こちら B5 は数値を入力するためのセルです。
ステップ2. 次に エンタメ .その結果をセルに表示します。
ステップ3. を使用する予定です。 フィルハンドル をクリックして、下のセルの数式をコピーしてください。
各セルの結果を見ることができます。
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方法2:ACOS関数と数学演算の利用
上記の方法では、ある数の逆コサインの結果の角度をラジアン形式で求めたが、その結果の角度を度数形式で求めることもできる。 その方法について順を追って説明する。
ステップ1. まず、セルを選択して入力し、そのセルに次のような数式を記述します。
=acos(b5)*180/pi()
ここでは、乗算演算子( *), 数値180、および PI() 関数を使用します。 B5 は入力番号のセルである。
ステップ2. 次に エンタメ .
その結果を度数形式でセルで見ることができる。
ステップ3. を使用する予定です。 オートフィル オプションを使って、数式を下のセルにコピーします。
その結果を度数で見ることができるのです。
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方法3:ACOS関数とDEGREES関数による逆コサイン法
別の方法として、ある数の逆コサインを度数形式で求めることができます。 この場合、以下のようになります。 DEGREES機能 とのことです。 ACOS機能 その手順は以下のとおりです。
ステップ1. まず、セルを選択して入力し、そのセルに以下のような数式を記述します。
=degrees(acos(b5))
これです。 デグリース と ACOS 関数が使用され B5 は入力番号のセルである。
ステップ2. を押す必要があります。 エンタメ .
その結果の角度を度数で見ることができる。
ステップ3. を使用する予定です。 フィルハンドル をクリックして、数式を下のセルにコピーしてください。
それぞれのセルで結果を見ることができる。
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注意事項
逆コサイン関数の入力数値の範囲は-1〜1であり、この範囲から任意の数値を取り出すと #NUM! というエラーが出るので注意が必要です。
結論
今回は、Excelで数値の逆コサインを求める非常に簡単でシンプルな方法を3つ紹介しました。 入力する数値には注意が必要です。 もし、この方法を実行するのが難しい場合や、方法について何かご意見がありましたら、コメントで教えてください。